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2026.8.21

名古屋人には普通。でも、県外の人にはちょっと怖い。「基幹バスレーン」の話


こんにちは、弘法です。
名古屋に住んでいると、道路の真ん中をバスが走っている光景を見ても、特に何とも思いません。でも、県外の人からすると、どうやらそうでもないらしい。「名古屋のバスレーン、怖くない?」そんな話を聞いてから、改めて見てみると、確かに、ちょっと変わっている。

道路の真ん中をバスが走る


名古屋の基幹バス2号系統・新出来町線。この路線の特徴は、なんといっても道路の中央をバスが走ること。一般的な路線バスなら、道路の左側を走るイメージがあります。
ところが名古屋の基幹バスは、道路の中央に専用レーンがあり、その中をバスが走ります。
しかも、道路の中央にバス停まであります。初めて見る人が「どうなってるの?」と思うのも、無理はありません。
実はこの方式が導入されたのは1985年。名古屋市交通局によると、新出来町線は全国で初めて「中央走行方式」を採用した基幹バスでした。現在も栄~引山間の一部で、この特徴的な方式が使われています。

なぜ、こんな仕組みになったのか?


もちろん、珍しい道路をつくりたかったわけではありません。目的は、バスをもっと速く、時間通りに走らせること。
一般の車と同じ車線を走っていると、渋滞の影響を受けてしまいます。
そこで、道路の中央にバスの走行空間をつくる。バスが一般車の影響を受けにくくなることで、速達性や定時性を高めています。
実際、新出来町線では導入前と比べて表定速度が約40%向上したという研究結果もあります。
見た目はちょっと変わっていますが、ちゃんと理由があって、この形になったわけです。

「当たり前」は、場所が変わると当たり前ではない


考えてみれば、こういうことは名古屋に限った話ではありません。
地元では普通に使っている言葉。地元では当たり前の食べ方。地元では誰も不思議に思わない街の風景。
外から見て初めて、「これって普通じゃないの?」と気づくことがあります。
今回、基幹バスレーンを改めて見てみて思ったのは、自分たちにとっての「当たり前」は、意外と面白い。
ということ。
名古屋人にとっては、いつもの道路。
でも、県外の人から見ると、ちょっと不思議な道路。そう考えると、毎日見ている街の景色も、少し違って見えてきます。
いつもの風景の中にも、実は「名古屋らしさ」が隠れているのかもしれません。


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