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2026.8.14

実は大人向け!ちいかわ映画「人魚の島のひみつ」



こんにちはRYUです。唐突ですが皆さん、「ちいかわ」って好きですか?ウチは奥さんがちいかわ推しで、最近は自宅内のかなりのスペースが「ちいかわ」に占領されつつあります。そんな中、ちいかわの夏休み映画の上映が始まった!ので、さっそく見に行ってきました。予想に反して子供向け映画ではない、めちゃシュールな大人向きの映画だった!ので、今回はこちらの報告をしてみたいと思います。

久しぶりのTOHO CINEMAS


さて、向かったのは随分久しぶりのTOHO CINEMAS。空いているのを狙って郊外の映画館&夕方の時間帯を狙ってみたのですが、読み通り空いていました。予約特典のグッズをもらうため、チケットは既に入手済みです。会場内には、ちいかわのポップアップストアが!全国のパルコなどにあるショップと違い、映画関連グッズ中心の品ぞろえでした。こんなの造られると・・



ウチの奥さん、映画そっちのけでショッピングに集中してしまいます。上映まで40分ほど時間があったんですが、全てここで消費しました(笑)。



さて、映画の内容については・・・前述のとおり「子供向けとは思えない、大人向けのシュールな内容」でした。何がシュールか?を全て伝えるとネタバレになってしまうんですが、これから見る方の楽しみを削りたくないので、「ギリギリ・ネタバレなし」で、今回のちいかわ映画の作品世界を紹介したいと思います。

「現代の大人社会」を風刺する作品世界


この映画が「子供向けではない」と思われる最大の理由は、作品世界が空想のファンタジーワールドではなく、「現代の大人社会」を風刺した設定である事です。元々「ちいかわ」は空想のキャラクターなのに、働いて報酬を得ないと生活できない」「所得格差がある」「管理者(ヨロイ)がいる管理社会に住んでいる」といった、現代社会風刺の一面がありました。



それが今回の映画では、「島」という閉鎖された場所でストーリーが展開することで、その傾向がさらに強調されているように思います。



例えて言うと、「島=会社」みたいな感じでしょうか? 一見すると、島(会社)の中では、みんな仲が良いように見えるんですが・・実はあまり本音は言えず、建前で暮らす社会。

信頼できる人ばかりではなく、島(会社)のダメージになるような背任行為をする人や、裏切る人もいます。これって私たちが働いている職場でもそうだったりするし、現代社会全体にも当てはまることです。そんなシュールな事実が「人間」ではなく、「ちいかわ」の世界の事として描かれます。



そして恐ろしい「復讐」の応酬へ


シュールな世界はさらに進み、島の中では「復讐」から「復讐に対する復讐」へ、憎悪と争いがエスカレートしていきます。こうした集団ヒステリーのような状況は平時には起こりにくいですが、戦争や伝染病が蔓延した時など、非常時には現実の世界でも起こりうることです。数年前のコロナ渦においても、該当するような事が起こりましたよね?

子供向けの映画で、こうした人間性の本質について突きつめて描くことは稀だと思うんですが、このあたりにも作者のナガノさんの考えがあるのだろうと推測します。



そして、一般の子供向け映画と決定的に違うポイントがもう一つあります。「誰が善で、誰が悪なのか?」がハッキリしていないんです。
「復讐する側」も「される側」もそれなりに理由があり、「本当はどちらが悪いのか?」考えさせられる部分があります。「一方的にどちらが悪いか言い切れない」という状況は、現代社会の人間関係でも、よくありますよね。



映画が終わりに近づいたころ、ハチワレ(以下のキャラクター)がポツリと「これで良かったのかな?」と皆に問いかけるシーンがあります。

自分たちの正義は、他の人にとっては正義ではないかも知れない。そして第3者から見たら?むしろ自分たちの方が悪く見えるのかも知れない。「一方的に誰かを悪者にして良いのか?」という、作者の問題提起を感じました。

というわけで、いかがでしたか?ギリギリでネタバレにならない範囲で、ちいかわ映画が大人に訴えかける、鋭い現代社会風刺の一面を紹介しました。関心を持った方は、ぜひ劇場で確かめてみてください。ただ、子供さんはこの映画の本質を理解できないだろうなと・・・「残酷」と受け取れるシーンもあるので、トラウマにならないか?心配でなりません・・。  (RYU)
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