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2025.6.5

コンバージョン率が2倍に?
デザインが売上を左右する決定的要因

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こんにちは。唐突ですが、Webサイトの存在を、まだ「名刺レベルの存在」と考えている経営者の方はいませんか?

BtoC企業では稀ですが、BtoB企業の経営者の方の中では、Webサイトの重要性を十分理解されていないケースがよく見受けられます。

「BtoBのWebサイトは名刺のようなもの」と捉えていると、今後、競合他社に営業機会を奪われてしまうことになるでしょう。

そこで今日は、BtoBビジネスにおいてWEBサイトの良し悪しが単に「見た目」の問題ではなく、「売上」や「問い合わせ」に直結する施策であることについて、詳しくお話をしたいと思います。


Webデザインの重要性


現代のビジネスにおいて、Webサイトデザインは「見た目の美しさ」以上の役割を果たします。ユーザーが商品やサービスに興味を持ち、最初の行動を起こすかどうかは、デザイン次第と言っても過言ではありません。

調査によれば、直感的で魅力的なデザインを持つWebサイトは、ユーザーの滞在時間を最大70%増加させることがわかっています。

さらに、ユーザーはサイトを訪れた瞬間、わずか0.05秒で第一印象を形成します。この短い時間で信頼を獲得できるかどうかが、コンバージョンや問い合わせに直結します。

本記事では、実際のデータや事例をもとに、デザイン改善がどのように成果をもたらすのかを明らかにし、すぐに実践可能なポイントを解説していきます。

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デザイン改善がもたらす具体的な成果


良いデザインが成果に直結する例は数多くあります。

例えば、アメリカのあるECサイトは、購入ボタンの色と文言を変更するだけで、コンバージョン率(目標転換率)を20%も向上させました。

ボタンの色を目立つ緑色に変更し、「今すぐ購入」という明確な指示を加えたことで、ユーザーが迷わず次の行動を取れるようになったのです。この小さな改善が、年間数百万ドルの売上増加をもたらしました。

日本のある企業も、サービス紹介ページのレイアウトを整理し、余計な情報を排除した結果、問い合わせ率が2倍になりました。この成功の鍵は、ユーザーが必要な情報を迷わず見つけられるよう、シンプルで分かりやすいデザインを採用したことです。

こうした事例が示すように、戦略的なデザイン改善は、ビジネス成果を大きく向上させる可能性を秘めています。少しの工夫が、劇的な成果を生むかもしれません。

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なぜ成果が上がらないのか?


多くのWebサイトが抱えるデザインの課題として、以下の項目が挙げられます。

1. 離脱率が高い
ページの読み込みが遅い、デザインが複雑でナビゲーションが分かりにくいと、ユーザーはすぐに他のサイトへ移ります。特に、読み込み時間が3秒以上かかると、多くの訪問者が離脱するリスクが高まります。

2. 情報が分かりにくい
情報が散らかっている、あるいは重要な情報が目立たない場合、ユーザーは混乱し、次のステップに進めません。情報を整理し、視覚的に分かりやすいレイアウトを心がける必要があります。

これらの問題を解決するためには、ユーザー視点でサイトを見直すことが不可欠です。次のセクションでは、具体的な改善方法について詳しく解説します。

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成果につながる方法とは?


Webサイトの成果を上げるためには、次のデザイン改善ポイントが有効です。

→ UI/UX(ユーザー接点/ユーザー体験)の最適化
ユーザーが直感的に操作できるナビゲーション設計を心がけ、CTAボタン(行動喚起ボタン)は目立つ色や配置でユーザーの行動を促しましょう。

→ 配色とフォントの工夫
サイトの目的に応じた色使いと、視認性を高めるフォント選びが、信頼感や購買意欲を引き出します。

→ モバイルフレンドリーの実現
レスポンシブデザイン(モバイルデバイス対応デザイン)を採用し、スマートフォンやタブレットで快適に閲覧できるようにすることは、現代の必須条件です。

→ 画像とコンテンツのバランス調整
ユーザーがストレスなく情報を理解できるよう、画像と文字のバランスを最適化しましょう。

こうした工夫は、ユーザー体験を向上させるだけでなく、コンバージョン率や売上の向上に直結します。

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デザイン改善が生むビジネス効果


Webサイトのデザイン改善は、売上や顧客満足度を大きく向上させる強力な手段です。ここで取り上げる改善ポイントを通じて、次のような成果を得られます。

・コンバージョン率や問い合わせ数の増加

・離脱率の低下と顧客体験の向上

・ブランド信頼性の向上と売上の拡大

デザイン改善は、特別な予算やリソースがなくても、戦略的に進めることで効果を上げられます。まずは、自社サイトをユーザー目線で見直し、シンプルで直感的なデザインを目指しましょう。

また、必要に応じて専門家の助言を受けることで、より効果的な改善を実現できます。デザインの可能性を最大限に活かし、ビジネスを次のステージへと導きましょう。

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まとめ


Webサイトのデザイン改善は、ビジネス成果に直結する重要な要素です。

良いデザインはコンバージョン率を高め、問い合わせ数を増加させ、ユーザー体験を向上させます。一方で、複雑で分かりにくいデザインは離脱率を上昇させる要因となり得ます。

一見、小さく見えるデザイン改善でも、「UI/UXの最適化」「配色やフォントの工夫」「モバイルフレンドリーな設計」「情報の整理」など、具体的な改善策を実践することで、ユーザーの行動を促進し、売上や信頼性を向上させることが可能です。

デザインの改善を始める第一歩として、自社サイトを客観的に見直し、課題を洗い出すことから始めましょう。

必要に応じて専門家の力を借りることで、より効率的に成果を得ることができます。この機にぜひ、デザインの力を信じてビジネスの成功へとつなげてください。

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  • 「わたしたちは60年にわたりメーカーを支援してきた、愛知県名古屋市のデザイン会社です」

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